現在、市場には偽スラブ（偽物のスラブケース）に収納された偽物コインが出回っています。
ヤフオクで購入すると危ないとか、
ちゃんとしたコインショップで購入すれば大丈夫とか、
いろいろ言われていますが、
どこで買う場合でも、自分でしっかり確認してから購入すべきです。
今回は、偽スラブかどうか確認する方法を紹介します。
スラブケースには、鑑定番号が記載されています。
赤枠の部分に番号が記載されています。
（ヤフオクから画像の一部を拝借したので、鑑定番号は伏せておきました。）
写真はNGCのスラブケースです。
この番号をNGCのWebサイトに入力することで、
コインの情報を確認することができます。
https://www.ngccoin.com/
（青枠に番号を入力して「Verify」をクリック）
こんな感じで、
鑑定時点の画像などを参照することができます。
この画像と、実際に購入しようとしているものとの、
スラブケースの形状、書かれている文字
コインの傷などの特徴も確認します。
スラブケースもコインも精巧に作られていた場合は、
判別不能ですが、販売者の信頼性と考えあわせて、
判断することになります。
PCGSも同様です。
http://www.pcgs.com/
（青枠に番号を入力して「Verify」をクリック）
PCGSの場合は、スラブケースの写真がない場合があるようです。
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偽物スラブケースのチェック項目
偽物スラブケースのチェック項目は以下です。
・フォント
実物写真と比べることができる場合は、かなり有効です。
・文字の間隔やバランス色、背景の色
これもフォントの場合と同様です。
・ケース自体の色や形状
意外と細かいところが異なることがあります。
・ホログラム
ホログラムを見比べると位置などが違うことがあります。
・コインの向き、柄
角度がちょっと違っていたり、裏面の柄が、
正しいコインと見比べると、向きが違うなんてこともあります。
偽物を掴まされないために
偽物を購入ためには、画像などのチェックも重要ですが、
ある程度、本物に触れておくのが重要です。
いろいろなコインを見て、肌感覚で、おかしいと感じるような部分もあると良いです。
まずは、コインの種類をある程度把握しましょう。
各国のアンティークコインの特徴をまとめました。